未来ふふふ♪省エネ・節電ひろば 地球も、わたしもちょっとハッピー!

ミライフ東日本の想い

大量消費の時代から、分かちあいの時代へ

私たちシナネンホールディングスグループは、煉炭、豆炭から事業を開始し、まもなく創業100年を迎えさせていただきます。ミライフ東日本もシナネンホールディングスグループの一員として、今日まで東北地域のみなさまのエネルギーライフを担ってまいりました。
昭和から平成にかけては、高度成長期やバブル景気。多くの消費をすることが国や企業の発展につながり、ひいてはお客さまご自身の暮らしを豊かにする、そんな時代が確かにありました。
しかし現在は、限られたエネルギー資源を分かちあいながら適切に活用することによってこそ、すべての人の暮らしを豊かにし、充実した未来へとつながっていく時代であると確信しています。

「省エネ」が当たり前の生活に

このように考えると、私たちはエネルギー専門商社として、快適なエネルギー生活の提案や実践をリードすることが責務であるといえます。
ランプやガス灯を使用していた時代とことなり、現代はスイッチ1つでお部屋が明るくなる時代です。多くの一般の方々にとっては、「限られた資源」「節電」といわれても、実感をもちにくいのではないでしょうか。
すべてのお客さまが「省エネ」を当然のものととらえ、当たり前のように実践し、地域や社会に自然と貢献しながら生活する。そんな理想を私たちは描いています。

「節電」の情報発信基地

この「省エネ・節電ひろば」は、このような思いから立ち上げました。
これからは、私たちにとっての商品である電気を「ただ売るだけ」はいたしません。世界情勢や円安の影響など、さまざまな要因によってエネルギーコストが高騰している昨今。お客さまが無理なく省エネを生活にとりいれられるよう、エネルギーのプロとして、省エネ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
ミライフでんきのお客さまだけでなく、東北地域のすべての方にとって有意義な情報を発信し、豊かな未来を築く一助となれば幸いです。

総合エネルギー企業として私たちにも何かできることをと考え、お客さまに向けて省エネに関する情報発信を始めることにいたしました。
生活の中に気軽に省エネをとり入れていただけるよう、わかりやすい情報発信を心がけてまいります。この活動をとおして、私たち自身もお客さまとともに学んでまいりたいと思います。

ミライフ東日本株式会社

代表取締役社長 小松良則

なぜ節電が必要なの?

「省エネ」が社会貢献につながることをご存知でしょうか。省エネの中でも特に「節電」は、電気代を節約できるという個々人のメリットのほかに、社会的にも大きなメリットがあります。ここでは、節電の社会的意義とその重要性についてお伝えします。

資源がまもなく枯渇するから

電気をつくる方法のひとつに「火力発電」という方法があります。火力発電とは、燃料を燃やして電気を生み出す発電方法です。この燃料の資源となっているのが、地下に埋まっている「化石燃料」といわれている物質です。
化石燃料は、おもに古代のプランクトンや動植物の死骸、土砂などが堆積し、数百万年あるいは数千万年という長い時間をかけて、化学反応などによってつくられていきます。このうち、気体になったものが天然ガス、液体になったものが石油、固形が石炭です。
これらの化石燃料は無限にあるわけではなく、つくられるスピードよりも消費するスピードの方が速いと、いずれ使いつくしてしまうことになります。現在のペースで消費し続けていくと、石油と天然ガスはあと50年ほど、石炭は140年ほどで枯渇すると予測されています。(一般社団法人 日本原子力文化財団「原子力・エネルギー」図面集より)50年と考えると、意外にも、そう遠くない未来のことですよね。
日本の電力は、83.3%がこの化石燃料による発電で、これは8年ぶりに増加傾向だとのことです(資源エネルギー庁 2021年度エネルギー需給実績より)。また、英国BP社が発行している「BP Energy Outlook 2022」によれば、2050年の世界の電力消費量は75~85%増加する見通しです。今後も電気の使用量は、アジアの発展途上国などを中心に増え続けることが予想されています。
今のうちから電気を節約することで、化石燃料の枯渇を少しでも先送りすることができますし、その間に再生可能エネルギーの開発が進めば、いずれ化石燃料に頼らなくてもすむようになるかもしれません。

地球温暖化に歯止めをかけるため

二酸化炭素(CO2)は大気中にある温室効果ガスの一種で、地表からの熱を吸収して大気を温める役割をしています。このCO2濃度が高くなりすぎると、熱の吸収量が増えるので気温が上昇し、これが地球温暖化や気候変動を加速させている可能性が高いと考えられています。発電のために化石燃料を燃やすと、大気中に大量のCO2が放出されるので、温暖化を加速させてしまうのです。
国全体での温室効果ガスの排出量は減少しているものの、家庭におけるCO2排出量は、感染症流行の影響で在宅率があがったこともあり、この数年は増加傾向にあります(国立環境研究所「2020年度温室効果ガス排出量(確報値)概要」より)。
環境省によれば、家庭から排出されるCO2の約7割は、電気を使うことによるもの。電気を節約することは、CO2の排出をおさえ、地球温暖化に歯止めをかけることにつながるのです。

「省エネ」で持続可能な社会へ

現代は、脱炭素やカーボンニュートラルなど、人々のエネルギーライフが大きく変わっていく過渡期といえるでしょう。背景にある環境問題は深刻で、いったん破壊されてしまうと取り返しのつかない事態になりかねません。温暖化や気候変動は自然環境の変化や破壊にとどまらず、異常気象や災害をも引き起こし、私たちの暮らしと仕事に直接、影響を与えることもあるのです。
限りある資源を大切に有効活用しながら、持続可能な社会をつくりあげること。私たちの子どもや孫の世代までもがこの地球で豊かな生活を送れるように、私たち一人ひとりができることをすること。「省エネ節電」は、そんな未来への第一歩なのです。

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